火災保険を利用した風災被害の申請例を紹介!
2022.10.10

どのような場合に火災保険を利用できるのか気になっている方はいらっしゃいませんか。
火災保険は、火災のみならずその他様々な災害を対象とする保険です。
そのため、もしかしたら皆さんが受けた被害も場合によっては火災保険を利用できるかもしれません。
そこで今回は、火災保険を使った風災被害の申請例をご紹介します。

□火災保険は火災以外も補償対象になる?

火災保険では、風災や雪災といったさまざまな自然災害が補償対象となっています。
その中でも特に事例が多いのが、風災です。

風災とは、「3秒間の風速が20メートル以上」の台風や強風が原因で起こる災害のことです。
特に、日本では台風の発生が多く、その時期になると風災の被害も増加するでしょう。

風災補償は、火災保険に加入する際に追加加入する必要がある項目になります。
そのため、風災までカバーする補償に入っておらず、風災によって被害を受けたにも関わらず、火災保険の申請ができないケースもあります。
台風が多く発生する可能性がある日本では、風速20メートルを甘く考えずに加入しておくことをおすすめします。

□火災保険を利用した風災被害の申請例を紹介!

次に、火災保険を利用した風災被害の申請例をご紹介します。

一口に風災と言っても、その被害の受け方はさまざまです。
例えば、風が吹いたそのものの被害で言うと、「瓦が飛ばされてしまった」、「ベランダやガレージが歪んでしまった」などの事例があります。
また、直接的な被害ではなく、「風による飛来物が窓ガラスを割った」、「瓦が飛んだ部分から雨が入ってきた」など、二次的な被害も申請可能です。

風災被害を受けたら、まずは保険会社か契約先の代理店に連絡します。
どのような被害なのか、できるだけ詳しく状況を伝えて、風災申請ができるのか確認し、どのような手続きを行えば良いのか判断してもらいましょう。

その後、申請するために必要な書類を準備し、保険会社に送って審査結果を待ちます。
見積もり金額と被害の状況が適切なものだと認められれば、保険会社から連絡があった後、補償金が振り込まれるでしょう。
修理費用があまりにも高額な場合や、風災被害かどうかすぐに判断できない場合には、スムーズに申請が通らないこともあるため注意が必要です。

□まとめ

今回は、火災保険を使った風災被害の申請例をご紹介しました。
火災保険を利用できる例はさまざまなものがあります。
もしご自身が受けた被害が該当すると思ったら、早めに保険会社の方に相談してみましょう。
また、日頃から屋根の劣化を見落とさないように、定期的に点検を行うことが大切です。