サイディングの外壁塗装をお考えの方へ向けて!塗装するタイミングについてご紹介!
2023.4.1

外壁の塗り替えをいつやればよいかわからないとお悩みの方はいませんか。
数日、数カ月で頻繁に行うものではないので、ついつい忘れてしまいがちになってしまいますが、定期的な塗装は外壁本来の機能を保つために大切です。
そこで今回は、サイディングの外壁塗装を検討している方に、塗装をするタイミングについて解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□サイディング外壁の塗り替え周期は?

サイディング外壁の塗り替え周期を考えるときは、サイディングの耐用年数を考慮すると良いでしょう。
その種類によっても異なりますが、最も多いケースでは新築から10年ほど、最短のケースでは6年、最も長い場合は15年という住宅もあります。
10年から15年を塗り替え周期の目安にすると良いでしょう。

また、この塗り替え周期は、住宅が建っている環境にも大きく左右されます。
例えば、川の近くにある住宅では湿度が多いために藻やカビが発生しやすかったり、大きな道路沿いに建っている住宅では排気ガスの汚れが付きやすかったりします。

□サイディング外壁を塗装するタイミングについて!

先述の通り、サイディングの塗り替え目安は10年から15年であることをお話ししました。
では、それ以外に塗り替えを検討するべき項目はないのでしょうか。
実は、外壁に現れる症状で、塗装が必要かどうか判断できる場合があるのです。

1つ目は、コーキングやシーリングなど、「目地」と呼ばれる部分の劣化です。
外壁におけるこれらの部分は、5〜10年程度で劣化してきます。
徐々に、肉痩せやひび割れ・剥離・破断などの症状が出てくるので、見落とさずに塗装を検討しましょう。

2つ目は、カビやコケ、藻の発生です。
日当たりの悪い場所や、湿気の多い場所では、これらの症状に悩まされることが多いです。
それほど繁殖が進んでいない場合は、ご自身でスポンジで軽く磨いたり水洗いしたりして落とせます。
汚れがしっかりこびりついてしまっている場合は、プロの業者に洗浄をお願いしましょう。

3つ目は、色あせや変色です。
紫外線の影響によって、外壁の色が変化してしまうことがあります。
緊急性が高い劣化症状ではありませんが、塗り替えを検討することをおすすめします。

4つ目は、チョーキング現象が発生しているときです。
チョーキング現象とは、外壁に触れた際に、手に白い粉がつく現象です。
表面の塗膜が劣化していることを示しており、塗り替えが必要です。

□まとめ

サイディングの塗り替えは、10年から15年を目安に行うと良いでしょう。
また、塗り替えを検討するときには、以下の4つのポイントを意識して塗り替え時期を検討すると、外壁の機能を維持できます。
・目地の劣化
・カビやコケ、藻の発生
・色あせや変色
・チョーキング現象
これらのサインを見逃さずに、しっかりと外壁塗装を行いましょう。