屋根の修理で火災保険が適用できる?可能な場合について解説します!
2022.8.25

屋根の修理を依頼する際に火災保険を適用できるという話を聞いたことがある方も多くいらっしゃるでしょう。
火災保険を屋根の修理に適用するにはさまざまな条件があります。
そこで今回は火災保険を屋根の修理に適用する条件と火災保険を適用した屋根の修理で起こるトラブルをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□火災保険で屋根の修理が可能な条件とは?

ここではどのような条件を満たせば、火災保険を適用して屋根の修理をできるのかについてご紹介します。

結論から申し上げますと、火災保険を適用して屋根の修理を行うためには以下の条件をすべて満たしている必要があります。
・屋根の破損が風災・雪災・雹災によるものである
・被災から3年以内に申請を行う
・修理にかかる費用が火災保険の免責金額を超える

これらの条件をすべて満たしている必要がある事に注意してください。
風災・雪災・雹災には、台風や竜巻、大雪、雪崩などの自然災害が当てはまります。

ただし、地震が原因の建物修理は地震保険の範疇になっているので、火災保険を適用できません。
洪水や高潮による被害も保険のプランによっては対象外になるので、注意してください。

被災から3年以内であれば、たとえ工事を既に自費で行っている場合であっても保険金を請求できます。
そのため、適用するのを忘れたと言って、そのままにしないようにしてください。

火災保険には免責金額があります。
免責金額を下回る工事に関しては火災保険を適用できないので、注意しましょう。
目安としては、免責金額は20万円が多いです。

□屋根修理の火災保険でよくあるトラブルや詐欺とは?

ここでは屋根修理の火災保険でよくあるトラブル・詐欺についてご紹介します。

1つ目は、必ず火災保険を適用できると言っていることです。
このように謳う業者は詐欺をしている可能性が高いです。
火災保険でも、屋根の修理に適用できないケースがあるので、必ずしも保険金が下りるとは限りません。
業者の言っていることを信じすぎないようにして、知識をつけることが大切です。

2つ目は、見積もり以外の工事を行ってくれないケースです。
これもよくあるトラブルで工事をし始めるとさまざまな不具合が出てきます。
しかし、見積もりに書いていない工事をしないという業者もあるので、注意してください。

□まとめ

今回は屋根の修理で火災保険が適用できる条件とよく起こるトラブルや詐欺についてご紹介しました。
今回の記事を参考に屋根の修理で火災保険が適用できるのか心配な方はぜひ当社までご連絡ください。