外壁のカバー工法とは何?メリットとデメリットを紹介します!
2022.9.6

外壁のカバー工法についてご存じでしょうか。
カバー工法という言葉を耳にしたことはあっても、実際にどのような工法なのか分かりませんよね。
この記事では、外壁のカバー工法のメリットとデメリットを紹介します。
外壁の修理をお考えの方は、ぜひお役立てください。

□外壁のカバー工法とはどのような工事なのか?

外壁のカバー工法とは、古い外壁の上に新しい外壁材を張る工法です。
劣化した外壁に新しい外壁材を重ねることで耐久性が高くなり、デザインも一新できます。
主に外壁全体の劣化を対処しなければいけない場合に採用される工事です。

カバー工法は直貼り工法や通気工法の2種類ありますが、それぞれ何が違うのかご存じでしょうか。
直貼り工法とは、外壁の上に新しい外壁材を直接張る方法です。
これに対して、通気工法とは胴縁と呼ばれる下地材をつけて空気層を作ってから外壁材を張る方法です。
直貼り工法は外壁内部に結露が発生しやすく劣化が早いため、近年では通気工法が採用されています。

当社では、確かな技術を用いて外壁塗装を提供しております。
直貼り工法と通気工法の違いについて詳細を知りたい方は、お気軽にご連絡ください。

□外壁のカバー工法のメリットとデメリットとは?

外壁のカバー工法は、古い外壁に新しい外壁材を張る工法であることが分かりました。
それでは、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

*カバー工法のメリットとは?

1つ目は、費用と工事期間を抑えられることです。
カバー工法は家に住みながら施工できることに加えて、既存の外壁を取り除きません。
外壁を解体したり撤去したりする必要がないため、費用や工事期間を抑えられます。

2つ目は、断熱性が向上することです。
外壁材を重ねると、壁と壁の間に空気層ができます。
この空気層が水分を含む空気を遮断するため、夏は涼しく冬は暖かい家にできます。

*カバー工法のデメリットとは?

1つ目は、内部結露が発生する可能性があることです。
外壁の内と外の気温差と外壁の間の湿気によって、結露が発生しやすいです。

ただ、先ほども紹介したように通気工法を採用することで、結露が発生しにくくなります。

2つ目は、建物の総重量が増加することです。
外壁材が増えるため、重量が増加します。
重量が増加すると、地震で建物が揺れやすくなってしまいます。
そのため、カバー工法を採用する場合は、外壁材の重さを考慮しましょう。

□まとめ

今回は外壁のカバー工法のメリットとデメリットについて紹介しました。
カバー工法は費用や工事期間を抑えられたり、断熱性が向上したりするメリットがあります。
一方で結露が発生しやすかったり、建物の総重量が増加したりします。
カバー工法の詳細を知りたい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。