鬼瓦の漆喰補修の相場はどれくらい?補修が必要な状態をご紹介!
2022.12.16

鬼瓦の漆喰補修をお考えの方はいらっしゃいませんか。
漆喰補修の相場や漆喰補修が必要な瓦の状態について知らない方も多いのではないでしょうか。
漆喰とは、瓦屋根の棟に使用される白い建材のことです。
今回は鬼瓦の漆喰補修の相場と漆喰補修が必要な瓦の状態をご紹介します。

□鬼瓦の漆喰補修の相場はどのくらいかかるのか

屋根は主に「三日月の部分」と「鬼瓦まわり」を施工します。
まず、漆喰補修の相場はどのくらいかかるのかをご紹介します。
鬼瓦と三日月の漆喰補修の相場はあまり変わらず鬼瓦の場合は1か所、三日月の場合は1メートルあたり数千円です。
注意してほしいポイントとして、三日月には裏表に漆喰があります。

上記で紹介したものは半面の値段なので、両面施工する場合は2倍かかります。
20メートルの漆喰補修を行うと仮定すると、全体的な価格の相場は数万円から数十万円です。
また、費用は漆喰補修だけではなく、屋根勾配や下地の状況によっても費用単価が変わります。
なお、鬼瓦の漆喰補修は屋根の上で作業する施工なので、足場代も別料金でかかります。

鬼瓦の漆喰補修を検討中の方は事前にどのくらいの費用がかかるのか理解しておくことをおすすめします。

□漆喰補修が必要になる瓦の状態とは?

1つ目に、漆喰にひびがある状態です。
漆喰のひびは、漆喰の寿命が尽き、耐震性が弱くなった時に起こるので、早急に補修をしましょう。
ひびが入ると、少し力を加えただけで壊れる危険性があります。

2つ目に、雨漏りがある状態です。
雨漏りがある状態は、まず漆喰を確認しましょう。
雨漏りの原因は漆喰の劣化だけでなく、屋根材や外壁に問題がある可能性もあるので、漆喰以外の住宅全体も確認してから漆喰補修をすることをおすすめします。

3つ目に、瓦がずれている状況です。
瓦がずれている状況というのは、漆喰の寿命が尽きて耐久性が弱くなっている可能性があります。
ずれている状態をそのままにしていると、鬼瓦が風に飛ばされ、他の住宅に被害を与えたり、雨漏りの原因になったりするので、早めに補修を行いましょう。

□まとめ

今回は鬼瓦の漆喰補修の相場と漆喰補修が必要な瓦の状態をご紹介しました。
鬼瓦の漆喰補修には補修費用だけでなく、屋根勾配や下地の状況、足場代などたくさんの費用がかかります。
しかし、だからといって放置した状態にしておくと、それ以上の費用がかかる可能性があります。
漆喰補修が必要かどうか分からない方は、一度当社にご相談ください。