木造住宅に適した塗料とは?塗り替えのタイミングも併せて解説!
2023.1.12

木造住宅は、木の温もりが感じられる素敵な住宅ですが、その外観を維持するためにはメンテナンスが必要不可欠です。
メンテナンスをする際、木造住宅はどの塗料を使用するべきかお困りの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、木造住宅に適した塗料と塗り替えのタイミングをご紹介します。

□木造住宅に適した外壁塗料とは?

木造住宅に適した外壁塗料は2種類あります。

*造膜型塗料

造膜型塗料は、下塗りと上塗り用があり、材料の表面に塗膜を作る塗料です。
下塗り用は、材料への塗料の吸い込みを防止し、上塗り用との接着を良くします。
上塗り用は、木材に色を付け、木材と下塗り用の塗料を保護する役割があります。
造膜型塗料の最大のメリットは、耐久性が高いことです。

しかし、気候による木材の伸縮には対応しておらず、塗膜が剥がれたりヒビが入ったりする可能性があります。
また、塗膜で覆うことで温度調節機能も劣る場合があるので注意しましょう。
色を変えたい方や耐久性を高めたい方は、造膜型塗料をおすすめします。

*浸透型塗料

浸透型塗料は、材料の中に浸み込ませる塗料です。
木材の表面だけでなく内部まで保護するため、木材全体を守ることができます。
浸透型塗料の最大のメリットは、木の伸縮に影響せず、木材のもつ特徴や機能をそのまま生かせることです。

しかし、耐久性や耐水性は造膜型塗料と比べると劣ります。
そのため、小まめに点検を行う必要がある塗料です。
定期的に点検やメンテナンスを行える方は、浸透型塗料をおすすめします。

各塗料で用途や効果が異なるので、理想の仕上がりに合う適切な塗料を選びましょう。

□木造住宅の塗り替えのタイミングを解説!

木造住宅を長持ちさせるためには、定期的な外壁塗装の塗り替えを行うことが大切です。
塗り替えの目安は、築10年ですが、以下の劣化サインを発見したら塗り替えの目安に関係なく、塗り替えを行いましょう。

・カビやコケの発生などの汚れがある場合
・外壁を擦ると白い粉がつくチョーキング現象がある場合
・外壁に変色がある場合
・外壁にひび割れやクラックがある場合
・外壁の剥がれ膨らみがある場合

□まとめ

今回は、木造住宅に適した塗料と塗り替えのタイミングをご紹介しました。
木造住宅には、造膜型塗料と浸透型塗料の2種類があるので、外壁塗装をお考えの方はそれぞれの特徴を踏まえて選択しましょう。
当社は外壁塗装やリフォームなど幅広く取り扱っていますので、気になることがありましたら、お問い合わせください。