一度修理したのに雨漏りが再発!直らない原因と対策をご紹介します!
2023.2.28

原因を特定せず修理をしても雨漏りは直りません。
雨漏りが直らないだけでなく、お金もかかってしまいます。
今回は、雨漏りが直らない原因と、どうしても雨漏りが直らない時の対処法をご紹介します。

□雨漏りが直らないのはなぜ?

なぜ何度も雨漏りが起きてしまうのかと言うと、雨漏りしている箇所をしっかりと特定できていないからです。
なかなか直らない雨漏りは、複雑な建物構造をしている場合が多いです。
そのため、雨漏りは実際に水が漏れている真上で起きているとは限らず、思いもよらないルートで家の中に浸入している可能性があります。
原因を特定せずに雨漏り修理を行ってしまうと、雨漏りしている可能性が高い場所の最表面の隙間をシーリングするだけの処理になり、また雨漏りが発生してしまうという繰り返しになります。
つまり、たとえ雨漏りの原因を特定しても、正しく施工が行われなければ、再発してしまいます。

また、適切に修理を行っていない場合も雨漏りが再発する原因になります。
例えば、屋根材の下にある防水シートの劣化が原因の場合、防水シートの葺き直しが必要にもかかわらず、施工会社によっては屋根材の修理だけを行い、ルーフィングには手をつけないということがあります。
そうすると雨漏りが再発します。
たとえ雨漏りの原因を特定しても、正しく施工が行われなければ、再発してしまいます。

□どうしても雨漏りが直らない場合は!

雨漏りの修理を何度も行ったのに、直らなくて困っているという方もいらっしゃるでしょう。
雨漏りが直らない時の対処法は、屋根を雨漏りしにくい形に変えることです。
屋根から発生している場合、以下の形状をしていないかご自身で確認してください。

・屋根の勾配がゆるい
・屋根のつなぎ目が多く形状が複雑
・軒がない

もし、当てはまっていれば、雨漏りが発生しやすい形のため、屋根を変える検討をしましょう。

また、他の施工会社に相談しなおすことで雨漏りの別の原因を見つけられる可能性もあるので、もし、今雨漏りで困っているという方がいらっしゃれば、当社にお任せください。

□まとめ

何度修理しても雨漏りが直らない要因として、「原因の特定をしっかりせず直している」「適切な修理が行われていない」の2つがあります。
雨漏りは必ずしも水が垂れているところの真上から発生しているわけではないため、原因を特定するのが難しいのです。
家の中には、雨漏りのリスクがある場所が至る所にあるので、雨漏りがどこから発生しているのか見極めることは非常に重要なことです。