外壁を長持ちさせたい方へ!シリコン塗料の特徴をご紹介!
2023.5.12

外壁塗装において重視するポイントは、何でしょうか。
「コスト面」や「機能面」とお答えする方は多いと思いますが、せっかく外壁塗装をするのであれば、どちらのバランスも適度に取り入れた塗料がおすすめです。
そこで今回は、一般的に使用されている塗料の特徴と耐用年数を解説します。

□シリコン塗料の特徴について

シリコン塗料の特徴は大きく3つあります。
1つ目の特徴は、耐候性が高いことです。
外壁は、常に紫外線や風雨に晒されているため、劣化が進行しやすいのです。
ただし、シリコン塗料は耐候性が高いため、劣化がしにくいことがメリットです。

2つ目の特徴は、耐熱性を持つことです。
耐熱性があることで、外気の影響を受けにくいのです。
そのため、夏や冬を快適に過ごせたり、冷暖房効率が良いため光熱費を削減できたりするメリットがあります。

3つ目の特徴は、低汚染性を持つことです。
親水性があるため、雨水によって外壁に付着した汚れを流してくれます。
低汚染性があることで、長期間にわたり外壁の美観を保ってくれます。

このような特徴を持つシリコン塗料の耐久年数は10〜13年ほどで、性能と価格のバランスが良いことが大きなメリットなのです。
そのため、一般住宅の外壁塗装として、とても優れている塗料だといえます。

□他の塗料の耐用年数について

一般的に使われている外壁塗料には、シリコン塗料以外に「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「フッ素塗料」の3つがあります。

アクリル塗料は、耐用年数が5〜7年ほどですが、発色性や低価格が大きな特徴です。
ただし、耐用年数が短い上に耐久性が低いので、現在は新築の外壁に使われることはほとんどありません。

ウレタン塗料は、耐用年数は8〜10年ほどで、密着性や耐久性に優れていることが特徴です。
密着性が高いことで、外壁の塗装が早期に剥がれてしまうことがほとんどありません。
シリコン塗料と比べると耐候性や低汚染性が劣りますので、紫外線や風雨による劣化は進みやすいのです。

フッ素塗料は、耐用年数がこれまでに紹介した塗料の中で一番長く、15〜20年ほどです。
耐久性・耐熱性・低汚染性といった性能が高く、公共施設やビルなどの大型な建物に使われることが多いです。
高機能な塗料なので価格が高く、一般住宅には屋根に使用されることが多いです。

□まとめ

今回は、「シリコン塗料が一般住宅の外壁に適していること」と、「シリコン塗料以外の塗料の特徴」について解説しました。
長期的なコストパフォーマンスを重視したい方には、シリコン塗料がおすすめです。
不明点や疑問点がありましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。